認知科学講座
updated: '22/07/14
研究分野
認知科学・計算機科学・言語科学などの手法と知見を基礎として,情報の理解と表出,並びに記憶や思考における知識表現とその理解・遂行に関する問題を中心に,情報処理の観点から広く人間の認知活動に関わる精神活動の解明を目指しています。
認知科学講座への配属を希望する人へ
情報学研究科心理・認知科学科学専攻を受験し,認知科学講座への配属を希望する者は,以下を参照の上,準備に努めて下さい。
以下の研究科ホームページで提供されている情報も参考のこと。
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スタッフ
■教授
三輪和久(MIWA, Kazuhisa)
情報処理アプローチに基づき,人間の高次思考過程を研究しています。 特に,科学的発見,より一般的には創造的思考過程に興味があります.また,学習科学や情報システム学との橋渡しを意識しながら,発見や創造の領域における学習支援や発想支援のための計算機システムや授業プログラムを開発しています。現在取り組んでいるトピックスには,発見,創造性,協同,洞察,類推,協同,外的資源,探索等があります。研究室では,理系/文系,心理学/工学の枠組みを超えて,異なるバックグランドを持った大学院生が,共存共栄しながら最先端の研究に従事しています。
■教授
川合伸幸(KAWAI, Nobuyuki)
ヒトはどのように賢いのか、またどうして賢いのか?ということに関心があります。直接、ヒトの知性の謎に迫るのではなく、サルやチンパンジー、その他の動物やヒトの子どもを対象に、ヒトの心の輪郭、あるいはヒトの知性の独自性を探るべく研究しています。現在取り組んでいるトピックスには、学習、記憶、行動の計画、運動学習、注意、視線への注意、自閉症者の注意、比較認知、動物の知性等があります。
■助教
光松秀倫(MITSUMATSU Hidemichi)
人が環境を認識してから、行動を起こすまでの心理学的プロセスに関心があります。認識と行動は、情報処理基盤を共有しているという近年の研究成果が広まり、一方のプロセスを理解するには、他方の理解が不可欠となっています。表面的には、独立と見られるプロセスを、相互に強く依存していると捉え直すことで、認識と行動の心理学を、より相対的、多面的、全体的な理解へと発展させることを目指しています。
講座案内
講座内部情報/local information ※講座内のみ閲覧可能